チケット #1745 (new タスク) — at バージョン 4
Developer ID Applicaion証明書の更新
報告者: | daisuke | 担当者: | daisuke |
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優先度: | 普通 | マイルストーン: | 3.7.5 |
コンポーネント: | アプリケーション | バージョン: | |
キーワード: | 関係者: |
説明 (最終更新者: daisuke) (diff)
3.7.4の実行には影響ないようにも思われるが、情報がはっきりしないので、3.7.5として近日中にリリース。
→以下、詳細調査したのでまとめを記録。
資料:
[1] https://developer.apple.com/support/developer-id/
[2] https://developer.apple.com/documentation/technotes/tn3125-inside-code-signing-provisioning-profiles
インストール時:Developer ID Application証明書をチェック(ただし、配布用アプリビルド時に有効ならOK)(→つまり永久に問題なし。)
起動時毎回:Developer ID provision profileをチェック。有効期限が切れたら起動しない。
<Developer ID provision profileの有効期限について>
[1]に「2017/2/22以前に作成したprofileは証明書と同じ期限」との記述があるが、それ以降に作成したprofileについては、記述がない。
[2]には「This validity period varies by profile type, but it’s typically not more than a year. The exception here is Developer ID profiles, which have an expiration date far in the future.」との記述があり、Developer ID profileについては、遠い将来が有効期限になっているとのこと。([2]の初版は2021-07-26なので2017/2/22よりも後。)
plutil -extract ExpirationDate? raw -o - embedded.plistにて、バージョン3.7.4を調査した結果、2039-09-21T05:16:59Zが有効期限になっている。
実際にMac実機の日時を変更してテストすると、その日までは起動できるが、次の日以降は起動できない。
→ドキュメント上「遠い将来」がいつになるのか明記はされていないが、3.7.4は2039/9/21が有効期限だと考えて間違いなさそう。
<結論>
インストール時チェックは永久に問題なし。起動時毎回のチェックについては、遠い将来(3.7.4は2039/9/21)まで問題なし。
追記:provision profileはiCloudモード設定への対応のために追加するようにした。最初にiCloudモード設定に対応した3.0.5b1を調べたところ、CreationDateが2019-09-12T14:22:03Z、ExpirationDateが2037-09-07T14:22:03Zなので、このバージョンでも2037/9/7まで問題がない。